アンドレアおばあちゃんのあばら屋
11月12日付けの海外サイト「lexpress.mu」は、今にも崩れそうなあばら屋に住むアンドレアおばあちゃんとその家族に新しい家をプレゼントするため、ラジオ番組の呼びかけを通して50名ほどのボランティアが集結したもようを報じている。
アンドレアおばあちゃんは、モーリシャス第二の都市ボーバッサンの街角に孫家族とひ孫の乳児アルヴァン君と共に暮らしている。しかしこの家族が住むのは鉄板で囲った小屋のような建物で倒壊の危険もあるという。壊れた冷蔵庫が屋根を支えており、ねずみがアルヴァン君に噛みつくこともあるという悲惨な状況だ。
「アンドレアおばあちゃんの夢」プロジェクト
この窮状を目の当たりにした人道支援NGO「Warm Heart Foundation (WHF)」の代表パトリック・ヴィルジニーさんは、ラジオ番組「Radio One」のパーソナリティ、ファンレイ・サレスさんにかけあい、アンドレアおばあちゃんの家の改修プロジェクトをラジオの番組内でレポートしてもらった。
このラジオ番組の反響は大きく、WHFとRadio Oneの共同プロジェクト「アンドレアおばあちゃんの夢」には50名ほどの「その道のプロ」が集まった。
10日間という期間を設け、アンドレアおばあちゃんの家の改修工事が先週の土曜日に始まった。集結した建設のプロたちは土砂降りの雨さえお構いなしに、ただただアンドレアおばあちゃんとその家族のために頑張っているという。なお、この「アンドレアおばあちゃんの夢」の進捗状況はFacebookのページから確認することができる。

lexpress.mu
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