アグネス・チャンがパレスチナを訪問
ユニセフの親善大使を務めるタレントのアグネス・チャンが、11月4日から7日までの4日間パレスチナ自治区で過ごした。ユニセフジャパンは当時の様子を9日、公式サイトで伝えた。
ユニセフ・パレスチナ自治区からの要請を受け、ガザ及びヨルダン川西岸のパレスチナ自治区を訪問したアグネス・チャン。長年女性や子どもたちが紛争に晒されている地域を訪れ、厳しい現状を目の当たりにした。
また、電気や水道などのライフラインが整備されていない地域などを訪れ、最も孤立した地域であるベドウィン・コミュニティにて、ユニセフのサポートを受けている診療所で、医療を受ける方法の説明などを行なった。
ガザの子どもたちから福島の子どもたちへ
最終日には、ユニセフがパレスチナ自治政府、日本政府と共催した「子どもの権利条約」の23周年を祝うコンサートに参加したアグネス・チャン。現地の子どもたちと一緒にアラビア語の歌を披露した。
ガザの子どもたが、東日本大震災で被災した福島県の子どもたちに向けて書いた手紙を託され、9日に帰国。パレスチナの子どもたちの厳しい現状は今後もユニセフジャパンのホームページ等で報告していく予定とのことだ。

アグネス・チャン オフィシャルサイト
http://www.agneschan.gr.jp/ユニセフジャパン
http://www.unicef.or.jp/