同性愛者の権利団体に10万ドルの寄付
11月6日に迫ったアメリカ合衆国大統領選挙にて、「同性婚」をめぐる住民投票が行われるが、それを前にして俳優のブラッド・ピットが、レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダーなど、同性愛者の権利擁護団体Human Rights Campaignに、支援金10万ドル(800万円)を寄付した。
かねてから、同性婚を支持する立場をとっていたブラッド・ピット。女優のアンジェリーナ・ジョリーと婚約しているものの、同性婚が認められない限り、アメリカでの結婚はしないと公言しているほどだ。
人々の関係が投票にかけられるなんて!
同性婚をめぐる住民投票が行われるのは、メイン州、メリーランド州、ミネソタ州、ワシントン州だ。AFPBBの報道によると、3年前、メイン州では同性婚を認める法案が住民投票にて6%差で否決されたが、今回は可決の見通し。メリーランド州とワシントン州では同性婚支持が優勢となっている。しかし、ミネソタ州ではまだ先の見えない様子だ。
人々の関係や生活が、数日中に投票にかけられるなんて信じられない
ブラット・ピットは、同性婚をめぐる住民投票について批判したメールを同団体のメンバーらに送信し、10万ドルの寄付を発表した。

Human Rights Campaign(英文)
http://www.hrc.org/AFPBB
http://www.afpbb.com/