ケーキを通した途上国支援
クリスマスが近付き、ケーキの予約などが始まるシーズンだ。世界の子どもを支援する国際NGO「ワールド・ビジョン・ジャパン」は、日本で活躍するパティシエ有志の賛同によって、ケーキを通じて途上国支援を行う「LOVE CAKE PROJECT(ラブケーキプロジェクト)」を実施している。
1ピース足りないホールケーキ(ラブケーキ)を準備し、通常のホールケーキと同じ価格で販売する。ラブケーキが1台売れるごとに、足りない1ピース分に対する金額がケニアの子どもたちの食糧支援プロジェクトに使われる。
規模も参加者も全国に広がっています!
2009年から始まったこのプロジェクトは、7名のパティシエ(7店舗)からスタートし、昨年は22都道府県から94店舗が参加。計1,089個のラブケーキが販売されて496,801円の募金となり、この募金は今年4月までに、ケニア北部で穀類・豆類など2,639トンの食糧配布に役立てられた。
家族や恋人など大切な人とケーキを囲むひととき、その幸せな気持ちを途上国の子どもたちとも分け合うことができる。今年は19都道府県から99店舗の参加が予定されている。サイトでは参加店舗の一覧を見ることができ、さらに参加店舗を募集している。

ワールド・ビジョン・ジャパン「ラブケーキプロジェクト」
http://www.worldvision.jp/involve/lovecake/