手作りケーキなど売上200ポンドを寄付
「子ども」と「チャリティ」という二つのキーワードから、あなたはどんな子どもの姿を想像するだろうか?どこかのNGO ポスターのように、助けを待っている子どもの顔だろうか?しかし、一方で子どもを助けようと活動をしている子どももいるのだ。
The Galloway Newsによると、イギリスのKirkcudbrightの学校に通う子どもたちは、先週の日曜日、ウガンダの元ストリートチルドレンを支えるために、チャリティバザーに出展した。
販売品は、女子生徒の手作りケーキや不用になった雑貨など。子どもたちは、ケーキを焼いたり販売品を回収したりといった準備から自分たちの手で行い、当日は一日中、客の呼び込みに精を出した。
努力のかいあって、1日の売り上げは、200ポンド(約2万5000円)以上に達した。この収益は、ウガンダのシェルターに暮らす元ストリートチルドレンの来年の学費、生活費として使われる。
継続する力に
このシェルターは、10年ほど前、ウガンダを訪問したサラ・ドニソンさんによって設立されたものだ。4人の母であるサラさんは、ストリートチルドレンの生活状況に心を痛め、70人のストリートチルドレンや孤児を受け入れて、教育や生活の支援を始めた。
運営を継続していくのは容易なことではないが、こうしてイギリスの子どもたちの純粋な気持ちは、金額の多寡に関わらず大きな力になるだろう。

The Galloway News
http://www.dgstandard.co.uk/galloway-news/news/