芸術の秋、行楽の秋、六甲山へ
現代アートの展覧会「六甲ミーツ・アート 芸術散歩2012」を六甲山上施設にて開催しており、その出展アーティストの1人である開発好明(かいはつよしあき)氏が中心となって展開している、移動美術展覧会「デイリリー・アート・サーカス 2012」が、10月7日、8日の2日間に渡り六甲山カンツリーハウスで開催される。
「デイリリー・アート・サーカス」とは、東日本大震災の復興を願い、トラックにアート作品を詰め込み西日本と東日本の間を移動しながら行う展覧会で、最終的には被災地域の小中学校や避難所などを巡回し無料で楽しんでもらう、というもの。
「デイリリー」の花言葉は“再生”
「デイリリー・アート・サーカス」は去年に引き続き2回目となり、今年は9月12日に福島県から出発して小学校、中学校、避難所、公民館などを中心に10月14日まで関東や関西を巡回し、展覧会を行っている。
東北の子ども達が書いたの絵や手紙を日本のほかの地域の人々が見ることは、テレビなどのメディアからではない生の東北の子ども目線の状況を感じ、日本のつながり、心のつながりを感じる機会になるだろう。
美術展のほかにも、海外でも活躍する「くるくるシルクDX」のパントマイムやジャグリングなどのダイナミックなパフォーマンスショーも開催されるこのイベントは参加無料で、六甲山カンツリーハウスへの入園料(中学生以上:600円、4歳~小学生:300円)のみで楽しむことができる。

六甲ミーツ・アート 芸術散歩2012
「デイリリー・アート・サーカス2012」
http://www.rokkosan.com/rokkomeetsart2012/