福島の子どもたちに安全な環境を
17日、文部省前、官邸前、経済産業省前にて、子どもたちの集団避難を求めるふくしま集団疎開裁判の会主催による「子どもたちを核戦争から守れ!8.17ふくしま集団疎開裁判&官邸前抗議行動」が行われた。
抗議行動では、かつて文明化推進の明治中央政府から「後進的」との理由で撲滅されたもののひっそりと伝わって生き延びたと言われている福島県会津の「かんしょ踊り」を、「抵抗の踊り」として披露、その他にもマスコミが伝えない福島の現実を紙芝居で伝える企画やマイクアピールなどのパフォーマンスが行われた。
子どもたちが被曝している現実を知ってほしい
「ふくしま集団疎開裁判 1msv/y以下の環境で教育を」と書かれた横断幕を掲げ行われた抗議活動の様子はtwitterなどにて参加者により実況されている。
10歳そこらの子供が「死にたくないから疎開させてくれ」と頼んでいるのに裁判所はそれを却下。これはジェノサイドだろ?
わたしたち福島の住民は、基本的人権を剥奪されているのではないか、国連の人権宣言などにも触れるのではないか。
世界中の科学者が、福島の子供たちの健康の危険を指摘している。政府は即刻、福島の子どもたちを避難させよ。
汚染食品全国バラまき殺人反対!!汚染瓦礫処理全国拡散反対!!福島の桃を子供を使ってピーアール反対!!子供を使ったスポーツプロバカンダを行う日本陸連、犯罪!!
今もなお、福島では子どもたちがひどい被ばくの中にいることを忘れません。それを放置したまま原発を使い続けるなんて許されない。政府は原発使いたいなら、その前に福島の人達1人残らず救って!
同抗議運動ではこのような切実な意見が飛び交った。ふくしま集団疎開裁判の会では、裁判などにかかる諸々の費用について寄付・カンパによる支援を求めている。

ふくしま集団疎開裁判
http://fukusima-sokai.blogspot.jp/