感染拡大をおさえる消毒剤寄贈
7月28日にウガンダ西部のキバレ県においてエボラ出血熱の発生が確認され、2010年からユニセフの手洗い促進活動を支援している液体石鹸などを販売する「サラヤ」は、感染予防のためのアルコール手指消毒剤を寄贈した。
現在も患者への治療がおこなわれているが、医療従事者への感染の危険と隣り合わせという状況、また水や電気の供給が不安定な地方の病院において、サラヤのアルコール手指消毒剤が果たす役割は大きい。
正しい手洗いの普及を!
衛生環境の状態が悪いウガンダで子どもたちの命を奪う病気の75%以上は予防可能であり、乳幼児の2大死亡原因である下痢性疾患と急性呼吸器感染症は、適切なタイミングで石けんを使って手を洗うことで、下痢性疾患で35~50%、急性呼吸器感染症で23%も減らすことができるという報告がある。
正しい手洗いは子どもたちを守る「命綱」と言っても過言ではないが、2007年の調査によると、トイレを使ったあとに石けんを使った手洗いを行う割合はたったの14%に過ぎなかった。
「サラヤ」は正しい手洗いを100万人以上に伝えることで、子どもたちの命を守ることを目標とした「SARAYA100万人の手洗いプロジェクト」を実施しており、twitterによるつぶやき募金は私たちも手軽に参加できる。くわしくはサイトをチェックしよう。

サラヤ「100万人の手洗いプロジェクト」
http://tearai.jp/index.html