ブータンの寺院で大規模火災
6月24日に発生した火災により、建物の大部分が焼失してしまった「ワンデュ・ポタン・ゾン」寺院への義援金を募る書き込みがfacebookなどを通じて拡散され、注目を浴びている。
6月24日に西部ブータンの歴史的建造物で観光名所となっている寺院「ワンデュ・ポタン・ゾン」で火災が発生し、17世紀に建造された建物の大部分が焼失した。
火災は24日午後に発生、建物全体を焼きつくし、374年の歴史を持つ遺跡がわずか5時間で灰となった。
あのときの感謝をいまこそ伝えるべき
特定非営利活動法人の国連友好協会では、同火災へのお見舞金の受付を日本の口座で開始。ブータン王国名誉総領事館も同口座を指定し、募金を呼び掛けている。
また、ブータン人の若者たちも寺院の再建に向けて立ちあがり、facebookページを立ち上げ、3万人を超えるグループとなっている。
昨年3月の東日本大震災では、ジグメ・ケサル・ブータン国王陛下から多額の義援金が送られ、地震発生直後の12日には国王陛下主催の祈りの式典が行われた。
これを受け、「いまこそ恩返しの時ではないか」と、寺院の再建を支援する募金への協力が、日本国内のfecebookなどを通じて呼びかけられている。

特定非営利活動法人 国連友好協会
http://japan-un-friendship-associations.org/ブータン王国名誉総領事館
http://bhutan-consulate.org/index.htmlCitizens' Initiative to Rebuild Wangduephodrang Dzong (フェイスブックページ)
https://www.facebook.com/groups/486111118071401/