気仙沼大島ランフェスタ~楽しむことが、支援となる~
2012年5月27日(日)、宮城県気仙沼大島において、チャリティーマラソン大会「気仙沼大島ランフェスタ~楽しむことが、支援となる~」が行われる。
宮城県気仙沼市は昨年3月11日に発生した東日本大震災で甚大な被害を受けた都市の一つであるが、今回マラソン大会が開催される気仙沼大島も例外ではなく、町の産業である漁業や観光業は大打撃を受けた。
そんななか、大島にかつての活力を取り戻すべく、数名の島民が立ち上がり、今回のチャリティーマラソン大会を開催することを決定した。
大会の目的としては、島民や県外からの参加者の笑顔で大島に活力を取り戻すことに加えて、このイベントを通して、被災した気仙沼の現状や食・景色・特産品等大島の魅力を知ってもらうこととしている。
マラソン大会の詳細
今回行われるチャリティーマラソン大会「気仙沼大島ランフェスタ~楽しむことが、支援となる~」は子どもから高齢者、家族で参加して楽しめるように、10kランとハーフマラソンから成っている。
定員は750人(最大1,200人)で、参加費用は県外参加者が5,000円(チャリティー金額含む)、被災地3県からの参加者が2,500円だ。
完走後は参加者に植樹がプレゼントされ、かつての緑に囲まれた美しい大島を取り戻す活動が行われる。
また、マラソン大会だけではなく、島内の特設ステージにおいてアーティスト達によるライブパフォーマンスや芸能人によるお笑いライブなども行われる予定だ。
なお県外から参加するランナー向けに2つのトラベルプランが組まれている。
一つ目は、大会への参加に加えて被災地の現状を知るボランティア活動プランで、もうひとつは大島の魅力を楽しめる観光プランだ。