認知拡大で関心高まる
2013年7月17日、メディアコンテンツファクトリーと日本臓器移植ネットワークは、医療機関の待合室で臓器移植意思表示啓発映像を1ヶ月間放映。アンケート調査を実施した。結果、臓器提供意思表明者が2割増加となり、効果が確認されている。
自分の意思伝える人7割増加
医療機関であるため、視聴者は健康保険証を持参している。その場で臓器意思表示記入欄を確認できることが認知・関心の向上につながったと考えられる。待ち時間が比較的長いため、長い映像でじっくりと啓蒙できることも利点となっている。
自分の意思を家族に伝える人が約7割増加している。法改正により家族の承諾があれば臓器提供ができるようになったことを受けて、家族間の意思を知る重要性の理解が進んでいると考えられる。要するに、情報に触れる機会さえあれば関心は十分だということだ。
調査結果を受けて、今後もこの啓発活動を継続していく。8月にも同内容での放映実施を予定している。
株式会社メディアコンテンツファクトリーについて
福岡市博多区本社。東京都港区浜松町に東京支社がある。院内情報表示システム開発・販売・サポート業務、広告営業・配信業務、コンテンツ制作配信・システム運用業務、医療機関向けシステム販売・サポート業務、ホームページ制作・運用業務を行っている。
公益社団法人日本臓器移植ネットワークについて
所在地東京都港区赤坂。死後に臓器を提供するドナーやその家族の意思の元、臓器提供を求める人に最善の方法で臓器が贈られるよう橋渡しをする日本で唯一の組織。全国を3つの支部に分け、専任の移植コーディネーターが24時間対応で待機している。

健康保険証で臓器提供の意思表示をする人が2割増加 医療機関の来院者に対する啓発で認知向上、理解促進
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000004524.html公益社団法人日本臓器移植ネットワーク
http://www.jotnw.or.jp