社会貢献は大人の部活だ!
フットサルを通して、障がい者と健常者の垣根を無くす活動をおこなっている「mélimélo(メリメロ)」と、“社会貢献は大人の部活だ!”をキャッチコピーにボランティア活動に取り組む交流サイト「豪田ヨシオ部」の2団体が主催する、ごちゃまぜフットサルイベントが6月30日に開催された。
主催した2団体に加えて、日本ブラインドサッカー協会、日本アンプティサッカー協会、日本ろう者サッカー協会、日本脳性麻痺7人制サッカー協会の4団体が参加し、障がいを持った人たちと健常者が“ごちゃまぜ”になって楽しみ、汗を流すイベントは大いに盛り上がった。
共に働き、共に生きる社会
視覚に障がいを持った選手がプレーする「ブラインドサッカー」、比較的軽度な脳性まひ、頭部外傷、脳卒中などにより、身体に障がいがある選手がプレーする「脳性麻痺7人制サッカー」は、パラリンピックの種目でもある。
ほかにも重度難聴者など聴覚障害者のために考案された「デフサッカー」、脚や腕の切断障害を持った選手が杖を使ってプレーする「アンプティサッカー」というのもある。
ごちゃまぜフットサルイベントでは、子どもから大人まで、障がいを持った人から健常者まで、さまざまな人が集まりフットサルを楽しんだ。目隠しをしてボールを蹴るブラインドサッカー体験や、杖を使ったアンプティサッカー体験などもおこなわれた。
住みよい社会、働きやすい職場づくりのために
今年4月から障がい者法定雇用率が1.8%から2.0%に引き上げられ、国や公共団体、民間企業などでこれまで以上に障がい者雇用を積極的におこなうことが求められる。
一緒に働く個人が互いの理解を深め、障がい者と健常者が当たり前のようにともに生きる社会を実現するために、意義のあるイベントであり、これからもこのような機会が増えることを願う。

豪田ヨシオ部「みんなで!ごちゃまぜフットサルフェスタ」
http://godabu.jp/articles/index/310Facebook「mélimélo」
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