C型肝炎の教育と治療を支援
2013年6月17日 - 世界肝炎基金が創設された。C型肝炎感染者を治療する大胆なイニシアチブを立ち上げている。
世界に2億人の患者
C型肝炎感染者は、世界中にほぼ2億人といわれている。サイレントキラーとして知られているC型肝炎は、肝がんの主要な原因。肝移植の必要性がある重病だ。迅速に発見し、必要な治療を行う必要がある。その対処を行うための治療と教育の支援活動が行われている。
症状なく何十年も放置のケースも
血液を介して感染。症状がないので何十年という期間放置され気づかない場合もある。推定300万人がC型肝炎に感染している米国では、1942年から1965年に生まれたすべての大人に感染確認が推奨されている。
日本でも数十年前の不衛生な注射器や輸血の利用による感染で訴訟問題になっている。これから親になる20~30代の若者の親世代が初期感染者として該当する年齢層ではないだろうか。母子感染の恐れもあるので確認しておいたほうが安心できるだろう。
国際的なガイドラインを開発中
世界肝炎基金は、自身が日常的な検査でC型肝炎が見つかったHumberto Silva氏が創設した。
現在、Silva氏は国際的なガイドラインの開発に取り組んでいる。世界肝炎基金は、米ニューヨークを拠点に、ブラジル、エジプト、パキスタンコロンビア、日本、中国、イギリスにもオフィスを持つ。

World Hepatitis Fund Launches
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