鍵は2つのワクチン
イギリスのITNは、慈善団体『セーブ・ザ・チルドレン(Save the Children)』が、2つの新たなワクチンが発展途上国で広く提供できるようになれば、毎年100万人にも上る子どもの命が救われるというキャンペーン、『ノー・チルドレン・ボーン・トゥー・ダイ(No Child Born to Die)』を開始したことを報じている。
毎年5歳未満の子ども約300万人、1日あたり約8千人に相当する子どもたちが肺炎や下痢で亡くなっているが、『セーブ・ザ・チルドレン』は、子どもたちへの定期的な予防接種で死亡者数を4分の1以上減らすことが出来たと発表している。
あのセレブたちも続々と支持
当機関は歌手のアレクサンドラ・バーク、イングランドのサッカー選手、フランク・ランパード、俳優のマーティン・クルーンズ、女優のヘレナ・ボナム・カーター、テレビ司会者のエディス・ボウマンを含む有名人の支持を受けている。
資金の問題も
キャンペーンは、3年間で3万人の命を救い、5万人の医療従事者を養成、そして64万人の赤ちゃんとその母親のための安全な出産を提供することを目標としている。
しかしその一方で、主な死因である肺炎や下痢のワクチン納入が資金調達の危機に直面しているとも警告している。

ITNによる記事
http://uk.news.yahoo.com/4/20110125/tuk-charity-campaign-focuses-on-tackling-dba1618.htmlセーブ・ザ・チルドレン・ジャパン
http://www.savechildren.or.jp/