440万人が臓器提供の意思
2013年6月5日- 米ペンシルベニア州知事Tom Corbett氏は、臓器提供を推奨すると明言した。
法の見直しが迫られている
10歳の少女Sarah Murnaghanは、フィラデルフィア小児病院で看護を受けながら肺移植を待っている。法律による規制のため、12歳まで臓器移植を受けることができない。法律改正を求めて米国務省保健福祉長官Kathleen Sebelius氏に手紙を送っている。
ペンシルバニア州では、日本同様運転免許証、仮免許登録時にドナーになることができる。保護者は、子どもの臓器または組織提供を選択できる。
日本でも2010年に施行された改正臓器移植法で15歳未満の子どもの脳死判定や脳死からの臓器の提供は、本人に拒否の意思がなければ家族の承諾によって認められるようになった。同じ環境が日本でも提供されている。
自分の身にいつ何が起こるかは誰にもわからない。家族も本人の意思がわからなければ判断が難しいだろう。身近な人達と考えを共有しておくべき問題だ。
病院、運転免許センターなどの公共施設でドナーカードが配布されている。運転免許証を持っている人は裏面に臓器提供意思を記載するだけだ。ぜひ確認してみてほしい。
関係責任者コメント
ペンシルベニア州知事Tom Corbett氏
「Sarahが移植を必要としている。多くの人に臓器を提供できるようにしたい。ペンシルベニア州住民440万人は、臓器や組織の提供を希望している。国のより大きな関与が必要。」(引用元;Pennsylvania Office of the Governorプレスリリース)

Governor Corbett Encourages Participation in Organ Donation Program Following Federal Ruling
http://www.prnewswire.com/news-releases/Pennsylvania Office of the Governor
http://www.pa.gov/