黙殺されてきたおそろしい儀式
アフリカには、これまであまり公になることは無かったが、解体した人体の一部を繁栄をもたらす「お守り」として持つという、なんとも恐ろしい儀式が現在も根強く存在しているのだという。そして、お守りを作るために生きている人間を殺すことを「儀式殺人」と呼ぶのだという。
特にガボンやカメルーンでは近年も多くの犠牲者を出しているという。死体は手足を解体されたり、臓器の一部が切り取られた状態で発見されるのだという。さらに大きな問題となっているのは、儀式殺人を起こした者が一切罰せられず、国家による取り組みが皆無である点だという。
image by Editor Bついにデモが解禁
3月19日に、ガボンのリーブルヴィルの海岸で、解体された少女の遺体が見つかったことを受けて、儀式殺人に抗議する人道団体らが抗議デモを計画したが、ガボンの内務大臣から開催禁止の通達を受けたという。その後ソーシャルネットワークは大炎上、続いて、先週にはハッカー集団「アノニマス」がツイッター上で儀式殺人を攻撃した。
これらの経過を経て、先週末には抗議デモの開催が許可された。しかし怒りの矛先を向けられることを恐れたガボン政府は、アリー・ボンゴ・オンディンバ大統領の夫人であるシルヴィア・オンディンバ氏をデモの先頭に据えるなどしたという。

La vie
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