甚大な被害をもたらしたモンスーン
1月31日、ハンプステッド&ハイゲイト・エクスプレス(the Hampstead and Highgate Express)は、オーストラリアやブラジルの洪水はよく知られているが、スリランカの子ども40万人が洪水後に深刻な食糧危機に直面していることはあまり報道されていない、と報じている。
スリランカでは100万人以上の人々が1月初めのモンスーンによる洪水の影響を受けており、35万人が一時的に避難を強いられた。慈善団体セーブ・ザ・チルドレン(Save The Children)のジョアン・カリントン(Joanne Carrington)さんによれば、食糧不足が多大な損害をもたらすにつれて問題は悲惨になる、特に、食糧危機は子どもを病気や健康問題で苦しめる栄養失調につながるので、子どもたちが危険にさらされている、とのこと。
子どもたちに迫る危険
カリントンさんはこうも述べている。「子どもたちは、自分の学校のバッグ、書籍、文具の服からすべてを失っているいくつかの子どもたちは、この洪水がトラウマなる可能性があります。彼らは自分たちの家を去らなければならず、また、彼らは学校にも行くことが出来ずに、異常な状況下に生きることになるでしょう。」
先週、当団体は、洪水被害に遭った人々の深刻な食糧危機を回避するため、100万ポンドの寄付を募り始めた。また、仮設キャンプに住んでいる何千もの家族に食糧、衣類や必需品をすでに配給している。
セーブ・ザ・チルドレンのイギリス支部では、当団体のwebサイトでスリランカへの寄付金を募っている。また、国内ではNGO団体などのサイトから寄付が可能となっている。

ハンプステッド&ハイゲイト・エクスプレスの記事
http://www.hamhigh.co.uk/news/food_crisis_looms_after_sri_lanka_floods_1_785786セーブ・ザ・チルドレン(イギリス支部)
http://www.savethechildren.org.uk/en/index.htm国内のNGO団体による募金サイト
http://www.janic.org/bokin/matomete/matomete13.php