プレイヤー数×1円をカンボジアへ
ユビキタスエンターテインメントが、ゲーム投稿サイト「9leap(ナインリープ)」にて3月18日よりリリースしている地雷除去ドネーションゲームアプリ『de_mine(デマイン)』は、ゲームの力を社会問題の解決に活用することを目指して開発された。
近未来の日本に1億個の地雷が埋められた、という設定で、各地に埋められた地雷を撤去し、物語に隠された謎を解き明かすゲームは、当該月の総プレイヤー数×1円相当の寄付金がユビキタスエンターテインメントからカンボジアの地雷・不発弾撤去のための認定NGO団体「日本地雷処理を支援する会(JMAS)」へ送付される。
対象を選ばない非人道的な無差別兵器
見つかる地雷の種類の多さから“地雷の博物館”とも言われるカンボジア。ベトナム戦争が激化した1970年から約30年に及ぶ内戦中に、狭い国土には大量の地雷が敷設され、空爆による不発弾も大きな被害を出している。
地雷と不発弾による死亡者や手足切断となった生存者の97%が一般市民であり、そのうち80%が子どもであるという痛ましい現実は、戦争の終結した現在においてもまだ苦しみが終わっていないことを物語っている。
ゲームをプレイすることで、カンボジアの地雷問題を「他人ごと」ではなく、日々の生活の中で「自分ごと化」し、ドネーション(寄付)を積極的におこなっていきたい。

9leap「de_mine」
http://9leap.net/games/2520日本地雷処理を支援する会(JMAS)
http://jmas-ngo.jp/ja/