思い出の写真を無くされた方々へ
写真処理テクノロジーを医療や環境などあらゆる分野に活かす「ノーリツ鋼機」が、製品の一つである業務用インクジェットプリンターを搭載した『PHOTO WAGON(移動写真館)』にて、岩手・宮城県の仮設住宅6カ所を訪問し、家族や大切な人との写真を撮影しプリントするサービスを実施する。
日程は3月29日から3月31日の3日間で、岩手県陸前高田市や宮城県南三陸町の仮設住宅で暮らす人々を撮影し、その場で写真を提供するというボランティア活動には、「マゲナイゾプロジェクト」を運営する岩手県の写真家、小山一芳さんが協力する。
「無」になってしまった街に咲く笑顔
岩手県生まれの小山さんは、「マゲナイゾ」サイトの紹介文にて、
写真家のはしくれとして「何が出来るか」を自問している。
私は写真を撮る事しか出来ない。
「マゲナイゾ!」と生きる人達を撮り続ける事しか出来ない。
とコメントしており、東日本大震災後、ファインダーを通して人、街、海、川など「無」から1ページづつ積み重ねていこうとプロジェクトに取り組んでいる。
「これからの想い出を残そう」をテーマに、PHOTO WAGONによって撮影された大切な人との写真が、かけがえのない宝物となり、被災した人々に笑顔を届けるに違いない。

ノーリツ鋼機 ニュースリリース
http://www.noritsu.co.jp/information/2013/マゲナイゾ
http://magenaizo.jp/