多謝、台湾!
台湾は東日本大震災の際に、被災地におよそ200億円の義援金を送った。震災から2年になるのにあわせて、台湾の人たちへの感謝の気持ちを伝え、日本と台湾の交流を深めていくことを目的としたイベントが、台北市や郊外でおこなわれた。
戦隊モノのような衣装に身をつつみ、“ゴミ拾いレンジャー”として社会貢献活動を行う「NGOアース」は3月9日に、台湾からの支援に感謝を伝えようと、昨年に引き続きゴミ拾い活動をおこなった。小学校に現れた100人あまりのヒーローに、多くの人が拍手を送ったという。
温かい支援を忘れない
また3月10日には、台湾に留学している日本の大学生たちが「日台・心の絆」というイベントを新北市で開催し、会場となった台北近郊の川沿いの広場には、地元の人たち数百人が集まった。
日本の学生たちが「台湾の方たちの支援は忘れません」とあいさつし、宮城県の被災地を訪れてきた学生が報告を行い、いまだ多くの被災者が困難な生活を続けている現状を紹介し、引き続き復興を応援してほしいと訴えた。
台湾への感謝の気持ちを表した被災地からのメッセージや写真などが展示され、イベントに訪れた台湾の男性は、「感謝のメッセージを見てうれしく思った。できるだけ早く被災地が復興することを願っている」と述べた。

NGOアース
http://www.earth-infinity.com/Facebook「日台・心の絆」
https://www.facebook.com/arigatotaiwan