押入れに眠ってしまうだけのランドセルに新しい使命を!
小学校を卒業すると、6年間の想い出がたくさん詰まったランドセルは倉庫や押入れなどに保管されるケースがほとんど。使うでもなく捨てるでもない“使用済みランドセル”が役立つ場がある。
使用済みランドセルに文具を詰めて、世界でもっとも物資が不足している国の中のひとつであるアフガニスタンのこどもたちにプレゼントする「ランドセルは海を越えて」キャンペーンに寄付してはどうだろう。
女の子に人気はあるのは、実は黒色ランドセル!
本キャンペーンは、ランドセルを製造・販売する「クラレ」が中心となって、国際協力NGO「ジョイセフ」を通じておこなっている活動で、2004年から開始し現在までに累計9万個以上のランドセルが海を越えている。
ランドセルをもらった子どもたちは、
「通学するときに、教科書やノートが傷まないので嬉しいです。自分の将来の夢に向かって頑張りたいです。」
「戦争で、何もかも壊されてしまいました。復興にはまだまだ時間がかかります。だから日本人からこんなに素敵なプレゼントが贈られてくるなんてとても嬉しいです。」
と、はじける笑顔でコメントしている。
4月15日まで使用済みランドセルの回収を受け付けている。金具等の壊れていない使用可能なランドセルで、未使用の学用品(ノート、鉛筆、消しゴム、クレヨン等)を、ランドセルと一緒に入れて送るのも歓迎。リサイクルを通じて日本の子どもたちにもエコやボランティアに興味を持ってほしい。

クラレ「ランドセルは海を越えて」
http://www.omoide-randoseru.com/home.htmlジョイセフ
http://joicfp.or.jp/