トルコのシリア人難民キャンプへ物資を輸送
航空機メーカー「エアバス」の「エアバス財団法人」が、ドイツの民間団体らと協力してトルコの「赤新月社」あてに支援物資を輸送したと公式HP上で報告している。
近年エアバス社は航空会社の国際ネットワークを構築し慈善事業に参加している。現在トルコのアダナ近郊にはシリア人の難民キャンプがあり避難してきたシリア人たちは不自由な生活を送っているのだという。そこでエアバス社は複数の団体と協力し合い、難民キャンプへの物資輸送に協力することに。
さまざまな団体の協力を得て
今回エアバス財団法人とタッグを組んだのはドイツの民間団体「ウィングズ・オブ・ヘルプ」であり、同団体が集めた食料品、毛布、ベビーフード、おむつ、薬品など総量35トンの物資が輸送された。
輸送に協力したのは「トルコ航空」とフランクフルト国際空港を運営する「フラポートAG社」である。現在トルコに避難しているシリア人難民の数は16万人以上とも言われ、トルコは難民支援に協力的な姿勢を見せている。

エアバス
http://www.airbus.com/ウィングズ・オブ・ヘルプ
http://www.luftfahrtohnegrenzen.de/トルコ航空
http://www.turkishairlines.com/フラポートAG
http://www.fraport.com/国際赤十字・赤新月社連盟
http://www.ifrc.org/