悪天候で献血のキャンセル相次ぐ
今年の冬は、各地の大雪を伝えるニュースが連日流れているが、寒波による影響は日本だけではないようだ。アメリカ合衆国の28日付各紙ウェブ版は、この冬の寒波で、献血者が例年に比べかなり減り、輸血用血液が非常に不足していると伝えた。
悪天候と交通への影響から、1万4000人が献血をキャンセルしたためで、輸血用血液の供給は「ここ10年で最低レベル」だとアメリカ赤十字社は話す。(USA TODAY)
【image】"Thank you, anonymous donor." by makelessnoise北東部の血液不足は深刻
特に北東部各州の状況はかなり深刻なようだ。ミシガン州では、新しい法律のもと、今年に入ってから親の同意があれば、16歳から献血を行えるようになった(これまでは17歳)が、今冬の血液不足の解消につながるような献血者の劇的な増加は期待できないと、地元の血液バンクの担当者は語る。(The Times Herald)

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