まるで近未来映画の世界
トム・クルーズ出演の映画「マイノリティリポート」を思い出させるような、近未来的な広告がロンドンのオックスフォード・ストリートにあるバス停に登場した。この電子広告版には見る人の性別を読み取る顔認識テクノロジーが搭載されており、性別によって違う広告が表示されるという。
まるで「マイノリティリポート」に登場した個人をターゲットにした広告版が現実の世界に飛び出してきたようだ。ロンドンのこの広告板は、目の間隔や鼻の幅、顎の輪郭の形によって性別を推測しているという。
男性ムシ?
この話題の広告は、途上国の子ども達を支援するNGO団体「PLAN UK」による世界中の女性の教育を推進させるためのチャリティ広告で、女性には約40秒の広告が流れ、男性にはウェブサイトへの案内だけが表示される仕掛けになっている。
同団体のスポークスマンは、この広告では男性に広告を「見るという選択肢」を与えないことで、男性たちに途上国の多くの女性が味わっている「基本的な選択肢すら与えられない」気持ちを少しだけでも味わってもらえるということだ。

PRFLEAK
http://blog.prtimes.co.jp/yamaguchi/2012/02/plan_uk/PLAN JAPAN
http://www.plan-japan.org/