英慈善団体、ゲーム中毒の若者の危険性を指摘
英国デボン州のコンピューターゲームについてのアドバイスを行っている慈善団体が、ゲーム中毒の若者の社会的スキルが低下傾向にあると懸念の声を示した。慈善団体によると、ゲームに熱中するあまり若者たちは現実世界で必要とされる共感や憐みの気持ちを失い、深刻な睡眠障害までも引き起こしているという。
仕事に与える影響は深刻
「それが強迫観念なのか中毒なのかは分からないが、一日中ゲームに熱中している若者たちの勤務態度は数年前と確かに変わってきている」と、職場で指導的立場にある男性は語る。睡眠不足のため仕事に集中できず、同僚を尊重する気持ちも失いつつある。さらには、彼らが人間関係でストレスを抱えた場合、そのための解決策を探すより家でゲームをしてすべて忘れたほうがいい、と考える傾向にあるという。
慈善団体は特に子供への影響を懸念しており、彼らの将来のために両親が早いうちから子供のゲーム時間を制限し、ゲームから離れて積極的にコミュニケーションをとるべきだと強く主張している。

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