前を向いて歩き始めた姿を知ってほしい
1月28日の毎日新聞によると、金沢工業大2年、鶴敬太郎さん、金沢大1年、桑山知奈美さん、金沢大1年、白江佳央里さんの3人が29日から、金沢市内のスーパーの店頭で宮城県三陸沖ワカメを試食販売する。この取り組みは、「宮城のわかめ復興プロジェクと」の一環として、宮城県七尾市の企業「御祓(みそぎ)川」社長、森山奈美さんが、自身が講師を務める大学の授業などで呼びかけ実現した。
6人死亡 3人行方不明
このプロジェクトは「御祓(みそぎ)川」が、女川町の水産加工会社「三好屋」(松川正宏社長)の協力のもと行う。三好屋は、津波で工場が流され、6人死亡、依然行方不明3人。一時は事業再開の目途が立たず、従業員全員解雇も余儀ない状況だった。しかし、それでもあきらめずに、地元の漁業復興に尽力する松川社長の姿に森山社長が心を打たれたのが、このプロジェクトの契機となった。
大学生の3人は「今までお金がない、時間がない、と被災地のために何もしてこなかった」と振り返る。現地で震災当時の様子を聞き、ワカメの養殖場や工場を視察した。報道以上の苦境を知り、「生産者の思いや姿を伝えられるように考えていきたい」と販売開始に向けて意気込んだ。

毎日新聞
http://mainichi.jp/area/ishikawa/news/20120128ddlk17040519000c.html東日本震災を風化させない活動推進センター
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