インターネットを使った寄付の拡大をインフォグラフィックで実感!
インターネットでのオンラインチャリティの現状を一枚の絵に、インフォグラフィックにまとめてみるとどうなるか…そんな試みを7月13日のSEO Japan(運営元・アイオイクス株式会社)が実施、ページに掲載している。
気軽にできる寄付として、より寄付文化の根付いたアメリカを中心に以前から広がっていたオンラインチャリティ。今では日本も含め、ヨーロッパでも、他の世界各地でもソーシャルメディアの拡大とともに一般化してきている。今回のインフォグラフィックはアメリカの統計がもとになっているものなので、それらの状況は反映されていないが、実際に目で見てみると、非常に興味深い点が多々ある。
最近のブームよりやっぱり強い伝統的な慈善団体
古くからある慈善団体のサイトからポータル寄付サイト、近年ブームのソーシャル寄付サイトまでカバーして作られているが、グラフ化してみると、圧倒的に多いのは伝統の慈善団体への直接寄付や寄付ポータルサイト経由の寄付。もっと存在感を増しているかと思われたソーシャルは14%にとどまった。
だが、まだまだ後発であること、時代が浅いことを考えるとここまでの数字を叩きだしたこと自体すごいことなのかもしれない。
寄付者の地区の偏りも興味深い傾向が見られた。各地域の考え方、寄付文化の根付き方にも特徴があるようだ。
日本で、またほかの地域でこれを実践するとどうなるのだろうという点が気になるところだが、まだまだまとめてみるほどには大きな流れになっていない、時代も浅いということか。
それでも、東日本大震災の影響もあり、ずいぶんと日本の寄付や奉仕活動の積極性も高まった。国内ソーシャル寄付サイトも数多く立ち上がってきている。オンラインを利用した多様な寄付活動が、支援の輪が、今後より広がっていくことを期待したい。

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アイオイクス株式会社