ボランティア情報ステーション協力者求む!
政府と連携して、インターネットを通じて被災地の情報発信をする民間ボランティア・プロジェクト「助けあいジャパンボランティア情報ステーション(VIS)」では、技術やサービスを提供してくれる技術者を求めています。
4月8日に都内で行われた報告会では、ボランティアを志願する技術者や学生がボランティアを進めるうえでの課題等の説明に熱心に耳を傾けました。
ボランティア関連情報を的確・迅速に提供
震災から1カ月が過ぎ、ボランティアを取り巻く環境も刻刻と変化しています。これまでは被災地外からのボランティアの受け入れは難しく、被災した学生などが復興の大きな力になっていましたが、新学期が始まり被災地外のボランティアが必要とされる段階へと移っています。
一般のボランティアが効率的に活動するためにもVISは精度と鮮度の高いボランティア情報を収集・発信する努力をしています。そのために特にプログラミングやWeb関連のスキルを持ったIT技術者を求めています。
収集したボランティア情報をRSSやXML形式で提供しているため、WebページやAndroidアプリ、ブログパーツなどによる情報の掲載に協力してほしいとのことです。
今回の震災は広域に及び、復興までに長い年月を擁することが予測されます。ITを有効な復興の一助とするためにも、技術を持つ人の援助が求められています。
助け合いジャパン API利用の手引き