
プルデンシャル生命保険(株)と、中央三井信託銀行(株)は、「生命保険契約に基づく死亡保険金請求権」を信託財産とするオーダーメイドの信託商品「
安心サポート信託(生命保険信託型)」を日本で初めて共同開発した。 生命保険と信託の特色を生かして、顧客の多様なニーズに対応する。
財産の創出と管理機能を組み合わせた国内初の商品
同商品は生命保険の財産創出機能と信託の財産管理機能を組み合わせたもの。『信託の柔軟な財産交付機能を付加した生命保険信託の商品化』及び『生命保険会社による信託契約代理店としての信託商品の紹介』はいずれも国内初という。
プルデンシャル生命のライフプランナー(営業社員)と中央三井信託銀行の財産コンサルタント(個人の財産管理業務専門の担当者)が、顧客のニーズに基づき同商品を7月29日より紹介していくとのこと。
契約者の意思により保険金の交付方法などを柔軟設計
この商品の利用により、プルデンシャル生命の保険契約者は、死亡保険金の交付相手や方法・用途などをあらかじめ柔軟に設計することができるようになる。
例えば、財産管理に不安のある子供のため、中央三井信託銀行が、死亡保険金による財産を確実に管理・保全しながら、指定された時期に指定された金額を生活資金・学費などとして交付していくなど、顧客の意思に従って、死亡保険金が真に有効に使われるよう信託の内容を設計することができるとしている。
両社は2008年10月に業務提携を開始し、遺言信託及び遺産整理の分野で顧客ニーズに応えてきていた。今回の商品は、プルデンシャル生命のライフプランナーからの『「死亡保険金の使い道をより柔軟に設計できないか」という顧客要望を叶えたい』との声により、両社の共同開発に至ったという。

「安心サポート信託」商品説明(共同発表)
http://www.prudential.co.jp/pdf-files/20100728.pdfプルデンシャル生命保険(株)
http://www.prudential.co.jp/prudential/jp/index.jsp中央三井信託銀行(株)
http://www.chuomitsui.co.jp/