ゴールすれば5万ドル
先日インディアナポリスのアイスホッケー会場で、USHL(20歳以下のジュニアリーグ)所属の地元チームの試合のインターバルに、あるイベントが開催された。リンクの端から反対側の端にあるゴール目がけてシュートを放ち、入ったら賞金5万ドル(約420万円)がもらえるというものだ。
そう言われると結構簡単に思えるが、実際はゴールに板が張ってあり、中央下の部分にパックより数インチ大きいだけの穴が開いているだけなのだ。これに50メートル以上離れたところからパックを入れようとするのだから、プロでもおそらくは何十回に1回しか入らないかもしれない。
【image】RLEVANS' photostream ゴールが無効で寄付もできない
しかし今回これに挑戦したリチャード・マーシュさんは、なんと見事にこれを成功させてしまった。その場にいた4500人の観客も大興奮である。マーシュさんは、この賞金を獲得した場合、ある医療系の団体にこれを寄付する約束を事前にしていた。
しかし、その後驚くべきことが起こった。主催者側が、このマーシュさんの成功を認めないと言い出したのである。彼らの言い分はこうである。マーシュさんのショットの位置がほんの少しだけスタートラインから前に出ているために、ルール違反だというのである(詳しくは下の映像を見てほしい)。
この話題は、現在ニュースやブログで取り上げられ、ちょっとした論争のネタになっている。皆さんならこの話をどう思われるだろうか。
"Contestant makes $50,000 Shot!" from YouTube

"Indiana Ice Hockey Fan Scores $50,000 Charity Goal, Then Gets Denied! (Video)"
http://sports.gather.com/viewArticle.action?articleId=281474979054710"Hockey Fan Makes Impossible Shot for Charity, But Sponsor Refuses to Pay" (NewsFeed)
http://newsfeed.time.com/2011/02/15/hockey-fan-makes-impossible-shot-for-charity-but-sponsor-refuses-to-pay/"Upon further (agonizing) review, Ice fan's $50K shot voided" (INDYSTAR)
http://www.indystar.com/article/20110215/SPORTS17/102150320/1004/SPORTS/Upon-further-agonizing-review-Ice-fan-s-50K-shot-voided?odyssey=nav%7Chead