
株式会社キマキは、コロナ禍で苦しむ飲食店を常連客目線で支援する飲食店応援金付き電子マネーサービス「GIVEPO(ギブポ)」を、3月24日からサービス提供開始した。
「見返りを求めない、Give精神のみ」というコンセプト
長期化しているコロナ禍のため飲食店を取り巻く環境は依然厳しく、廃業を考える飲食店は32%にものぼるというアンケート結果によるデータが出ている。
支援の形は政府の「時短協力金」以外にも、自治体の公的な各種制度や民間企業のサービスでもデリバリー代行、クラウドファンディング、先払い方式サービスなど多数ある。
しかし、サービス提供事業者が飲食店に対してGive&Takeの仕組みなので、実質的には飲食店に余裕は生まれず、本当の支援に至っていないケースもある。例えば先払い方式サービスでの支援では、結局は先送りの借金と同じで苦しさは変わらないという声が上がっている。
このような背景から、「見返りを求めない、Give精神のみ」というコンセプトのサービス開発を思い立った。サービス提供事業者である同社が飲食店に対してGiveのみの仕組みなので、飲食店に余裕が生まれるという本当の支援をすることが可能となっている。
■「GIVEPO(ギブポ)」のサービス概要
『ギブポ!=応援金付き電子マネー』
加盟している飲食店でギブポでの支払いをすると、ユーザーが応援登録したお店に同時に何軒もギブ(電子マネー送金)ができるサービスとなる。
加盟店は、金銭的負担は一切なし(登録料0円、決済手数料0円、振込手数料0円、維持費0円)で、応援金のみがもらえる。
実際には、A店でしか飲食をしていなくても、B店やC店にも応援ポイントを自動でギブできる。これが加盟店にとっては一番のメリットとなる。
一方、ユーザーは、常連客目線でお店を応援でき、応援登録をした、足を運べないお店に同時に複数軒ギブできる。
「GIVEPO(ギブポ)」:
https://givepo.jp/