武蔵野の銀行が「きしゃぽん」」と提携して支援活動
嵯峨野株式会社が取り組んでいる古本募金「きしゃぽん」が株式会社武蔵野銀行と提携して、公益財団法人埼玉県国際交流協会の中心する「彩の国さいたま国際協力基金」への支援を開始した。
嵯峨野株式会社は古本・DVD・ゲームなどの買い取りと販売の事業を手掛けており、「きしゃぽん」」は2011年から運営母体となって社会貢献活動の一環として推進している募金事業である。
「きしゃぽん」は仏教用語で進んで金品を寄付することを意味する「喜捨」と「ぽんっ」と簡単に送れる仕組みを関連付けて名付けられ、読み終わった本や、DVD・CD・ゲームソフトなどを送り、その換金額を提携先の社会貢献団体や大学などに送金するシステムとなっている。
本やDVDなど5点以上で嵯峨野が送料・振込手数料を負担し、さらに嵯峨野からの寄付金100円を加えて募金される。
提携に至った経緯
武蔵野銀行はCSR活動への意識が高く、地元企業との協働でCSRを推進しており、元々古本募金にも関心を持っていた。
すでに「きしゃぽん」との提携で古本募金を導入していた埼玉県国際交流協会へ問い合わせをしたことが今回の提携のきっかけとなった。
武蔵野銀行は古本募金「きしゃぽん」の主旨に賛同し、埼玉県国際交流協会、嵯峨野との三者パートナーシップによる今回の提携が実現。
「きしゃぽん」では今まで企業CSRに活用したい企業のサポートを行ってきたが、今回のように金融機関として古本募金を通じてのCSRの取り組みは初となる。
武蔵野銀行では、「古本回収ボックス」を全95店舗に設置し、行員からの古本回収を開始。
集まった古本などの換金額は埼玉県国際交流協会の「彩の国さいたま国際協力基金」へ寄付する仕組みである。
(画像はプレスリリースより)

地元企業と協働した社会貢献活動の開始について
~公益財団法人埼玉県国際交流協会に対する「古本募金 きしゃぽん」を通じた協力~
http://www.musashinobank.co.jp/irinfo/news/pdf/2014/furuhonbokin270327.pdf古本募金「きしゃぽん」
http://www.kishapon.com/公益財団法人埼玉県国際交流協会
http://www.sia1.jp/