ハーフが見た日本
日本で暮らす難民の支援活動を行う認定NPO法人難民支援協会が、7月24日(日)にチャリティ講演会を開催する。講師は『浪費が止まるドイツ節約生活の楽しみ』などの著書で知られるサンドラ・ヘフェリンさん。日本人とドイツ人の「ハーフ」が見る日本社会の多様性について語る。
(画像は 難民支援協会 より)
2020年の東京オリンピック・パラリンピックが決定し、海外から日本を訪れる人たちへの「おもてなし」が改めて注目されている。日本人の母とドイツ人の父を持ち、千葉県の公立小学校に通ったヘフェリンさんが、自身の経験をふまえて日本社会の中に既に存在している多様性について講演する。
会場は港区虎ノ門のエコメディアサロン。参加費は1人3,000円、ペア5,000円。参加希望者は難民支援協会のホームページから申し込みができる。
難民にとって日本は暮らしやすい国か
難民と聞くと遠い国の難民キャンプで生活している人たちを思い浮かべるが、日本にも多くの人たちが難民として逃れてきている。彼らの多くは日本語を解せず、難民申請の方法すら自分で知ることができない。
難民支援協会は、日本に逃れてきた彼らが難民として認定されるよう法的なサポートを行い、さらに生活支援や自立に向けてのさまざまなサポートを行っている。
今回の講演会は、日本には既にさまざまなバックグラウンドを持つ人たちが生活しているということを知る、良い機会になることだろう。

「チャリティ講演会」サンドラ・ヘフェリンさん(7/24)
http://www.refugee.or.jp/