「新・母子健康手帳」を海外在住の日本人の妊婦に無償で届けることを発表。
「新・母子健康手帳(親子健康手帳)」をissue+designおよび一般社団法人親子健康手帳普及協会が開発。
それを2014年5月15日から外務省の力を借りて、海外に移り住んだ日本人の妊婦に無償で届けることを発表した。
(画像はプレスリリースより)
issue+designは今まで震災復興に努める人々を応援するガイドブックや地域課題の解決に努める大学・大学院をサポートするコンサルティングサービスの開始など、さまざまな社会課題を解決してきた。
今回は「日本の母子手帳を変えよう」プロジェクトに協力し、独自に開発した「新・母子健康手帳」を、海外228カ所の日本大使館・総領事館等を通じて無償で届ける計画である。
母子手帳は日本に在住している妊婦の方であれば交付を受けることが可能だが、海外に在住する日本人の妊婦は入手することができないため、海外在住の日本人の妊婦でも受け取れるように今回のサービスが開始されることとなった(提供される母子健康手帳は2013年度版となっている)。
「新・母子健康手帳」の特徴
夫婦と未婚の子どもの家族、共働き世帯の増加、産後うつの問題など日本の育児環境は急速に変化している。
「新・母子健康手帳」は日本の育児問題を解決するために全国の夫婦や医療関係者への取材、日本、世界の先進的な母子手帳の研究などを通して開発してきた。
父親も育児に参加することを応援する機能「お父さんも一緒」や、子どもの医療歴を成人時まで記録する機能「健康カルテ」、育児の不安を減らす機能「癒やし励まし」などが特徴。
実際に利用した夫婦からは、「子どもの成長を記入できる記入欄が多いのがうれしい」「パパ向けの情報が充実している」などの意見が寄せられた。
今後もさまざまな関係者と団結してプロジェクトを推進していく。

社団法人 issue + designのプレスリリース(Dream News)
http://www.dreamnews.jp/press/0000092969/「日本の母子手帳を変えよう」プロジェクト
http://mamasnote.jp/母子健康手帳(親子健康手帳)の配布のご案内|外務省
http://www.mofa.go.jp/mofaj/ic/ghp/page3_000780.html