専門スタッフによる自宅での病児保育
首都圏で訪問型の病児保育サービスを提供している認定NPO法人フローレンスが、4月14日から「寄附による ひとり親支援プラン」のサービス提供地域を千葉県船橋市に拡大した。
(画像はプレスリリースより)
共働きやひとり親家庭が増える中、仕事と家庭の両立で大きな悩みの原因となるのが子供の急病だ。フローレンスは会員制の病児保育サービスを行っており、当日朝までの予約で、病児保育専門のスタッフを自宅に派遣してくれる。
自宅保育のメリットは、病気の子供が普段と同じ環境で過ごすことができることと、インフルエンザなどの感染症にも対応できることだ。フローレンスは通常、自宅での病児保育を入会金20,000円、月会費5,000~20,000円で提供している。
ひとり親家庭に安価で質のよいサービスを提供
病児保育は、ひとり親家庭でより必要とされている。しかしひとり親家庭の平均収入は一般的な家庭より低く、病児保育の利用料金は大きな負担となる。
そこでフローレンスでは「寄附による ひとり親支援プラン」を導入し、月会費1,000円という低価格での保育サービスを実現した。
合同会社西友は女性の経済的自立支援を行うフローレンスの活動に共感し、これまで埼玉県川口市、東京都府中市、東京都西東京市で「ひとり親支援プラン」を実現するための助成を行ってきた。そしてこの4月からは千葉県船橋市でサービスが開始された。
西友は今後も女性の経済的自立を支援するため、フローレンスと協同で首都圏でのサービス拡大を進めていくとしている。

認定NPO法人フローレンスのお知らせ
http://www.florence.or.jp/news/
合同会社西友のプレスリリース
http://digitalpr.jp/r/7328