地域やテーマを選べる共同募金
年末の風物詩となっている「赤い羽根共同募金」に、地域やテーマを選べる「ふるさとサポート募金」があることをご存じだろうか。略して「ふるサポ」と呼ばれるこの募金は今月ついに1,000万円をこえ、12,083,036円もの寄付が集まっている(1月14日現在)。
「ふるサポ」の特徴は、自分が住んでいる地域だけではなく、かつて住んでいた「ふるさと」、大事な人がいる「ふるさと」など、寄付をする地域を自由に選べる点だ。また、地域だけでなく活動テーマも選ぶことができる。
例えば青森県でチェアスキー(足が不自由な人用のスキー)大会を開催したい。または宮城県内で東日本大震災に被災した子供たちのために、公園や学校に遊具を整備したい。などさまざまなテーマで募金が呼びかけられている。
(画像は赤い羽根共同募金公式サイトより)
地域ごとの寄付グッズももらえる!
「ふるサポ」のもう一つの特徴は、地域限定寄付グッズをもらえることだ。寄付グッズには地域色豊かなデザインのピンバッジや、ポーチ、ステッカーなどがそろっている。どれもその地域ならではのものだ。グッズから寄付をする地域を選ぶのもよいだろう。
現時点で、集まった募金金額は都道府県ごとにばらつきがあり、東日本大震災で被害の大きかった県や、人口の多い県への募金額が多い傾向がある。自分にゆかりのある地域への募金額がどのくらいなのか、どんなテーマで募金が呼びかけられているのか、一度サイトを訪れてみるのも面白い。
なお、寄付はインターネットを通じて2口(2,000円)から行える。

赤い羽根共同募金公式サイト
http://www.akaihane.or.jp/furusapo/