4人チームで取り組む2つのチャレンジ
今年で8回目となるオックスファム・トレイルウォーカーの参加受付が始まっている。これまでオーストラリア、ニュージーランドなど世界の国々で行われているウォーキングイベントで、4人1チームで2つのチャレンジをする。1つは3日間かけての100kmウォーキング。もう1つは12万円以上の寄付金集めだ。
(画像はオックスファム・トレイルウォーカー公式サイトより)
5月16日(金)~18日(日)に行われる今年のトレイルウォーカーは小田原がスタート地点。観光地として有名な箱根や、昨年世界文化遺産に登録されたばかりの富士山のふもとを通って、48時間以内にゴールの山中湖を目指す。練習段階から4人チームで励ましあい、本番で完歩した時の喜びは経験した人でないと味わえないものだという。
100km完歩は自信がない、という人たち向けには43kmを1日遅れの17日(土)に出発するオックスファム・トレイルウォーカーLight(ライト)もある。今年から新設されたコースで、「金曜日の参加が難しい」という人にも向いていそうだ。
もう一つのチャレンジ、寄付金集め(ファンドレイジング)も4人のチームで行う。家族や友人にチーム・スポンサーとなってもらい、任意の寄付を呼びかけ12万円以上を集めるのだ。集められた寄付金はオックスファム・ジャパンを通じて国際協力に使われる。
ノーベル賞に3回ノミネートの国際協力団体
オックスファムは第2次世界大戦の時代に誕生した国際協力団体だ。世界18カ国にネットワークがあり、94カ国で貧困に苦しむ人々を救うための活動を行っている(2014年4月時点)。その内容は国際的に高く評価されており、これまでに3回ノーベル平和賞にノミネートされている。
オックスファム・ジャパンが開催するオックスファム・トレイルウォーカーでも、毎年たくさんの寄付金が集まっている。昨年集まった金額は3,986万9,309円(2013年7月末時点)、台風30号で甚大な被害を受けたフィリピンや、内戦が続くシリアなど、多くの国々での支援活動に使われている。

オックスファム・トレールウォーカー
http://www.trailwalker.jp/index.html