ピンクリボンキャンペーンをチャーター便で開始
デルタ航空は、10月に実施するピンクリボンキャンペーンの開始と、乳がん研究基金(BCRF)の創立20周年を祝し、アメリカ時間9月30日、特別チャーター便
「ブレスト・キャンサー・ワン」を運航した。
今年で9回目を迎えた特別フライトは、乳がんを克服した世界中の従業員140名を乗せて、アトランタ国際空港からデトロイト空港まで運航された。
(画像はニュースリリースより)
10月のピンクリボンキャンペーン期間中、アトランタ空港に隣接するデルタ航空本社は、基金への支援を示すため社屋をピンク色にライトアップする。
また、従業員がピンク色のユニフォームを着用し、機内や空港ラウンジ「デルタ スカイクラブ」で、ピンクレモネードやピンク色のヘッドセットなどを販売。この売り上げはすべて乳がん研究基金に寄付されるという。
「ピンクプレーン」が啓発活動の認知促進に貢献
特別チャーター便として使用された機体は、デルタ航空の特別塗装機
「ピンクプレーン」。ボーイング767-400型機の尾翼とドアの横に、乳がん研究基金のトレードマークであるピンクリボンのロゴが塗装されている。
2010年5月に塗装されてからこれまでに飛行時間1万5500時間、地球を1900周する距離を運航し、約39万5000人の乗客を運んでいるという。今年は、ロンドン、ミラノ、リオデジャネイロ、サンパウロ行きの国際線とアメリカ国内線で運航される予定。
なお、初代の「ピンクプレーン」だったボーイング757型機は、2005年から2010年の間使用された。
乳がん研究基金への寄付
2005年以来、デルタ航空は670万ドル(約6億6000万円)を乳がん研究基金に寄付してきた。昨年は単年で175万ドル以上を寄付した。
デルタ航空からの寄付金は、これまでに乳がん撲滅を目指した18種類の研究プロジェクトに活用されているという。

デルタ航空
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