被災動物の殺処分は一切なし
東日本大震災並びに東京電力福島第一原発事故に伴い、多くの住民が不自由な避難生活を余儀なくされるとともに、多くのペットを失ったり、離れ離れに生活せざるを得ない状況のなか、「福島県動物救護本部」が被災ペットを保護収容する活動をおこなっている。
避難生活などで動物を引き取ることが難しい飼い主も数多く、活動は長期化することが予想されるが、保護されているペットは集団管理のなか多くのストレスも受けており、早急に改善をはかるため、全国に向けて里親の募集、義援金、物資の支援を募っている。
ペットショップに行く、その前に…
現在、新しい家族を探しているのは犬30頭、猫222頭。動物の飼育が承認されている住居で、愛情と責任を持って終生飼養できる人、福島市内の引き渡し場所まで来られる人に譲渡している。申込みが必要となるので詳細はホームページをチェックしよう。
また里親になることができない人でも、チャリティー缶バッチの購入で支援をすることができる。南相馬市の障害者支援施設で作成されている犬・猫のイラストがかわいい缶バッチは、購入することで、被災した南相馬市の障害者支援と被災ペットの飼養に係る費用に活用される。

福島県動物救護本部
http://www.fuku-kyugo-honbu.org/