マラリアを予防するために
海外サイト「Al Wihada」はチャドで行われたマラリア予防イベントの様子を報じている。
マラリアの予防に尽力する国際NGO「マラリアノーモア」と1949年にオーストリアで結成され、両親や家族を失った子どもの支援を世界132か国で行っている組織「SOS Village d'Enfants」がタッグを組んでチャドの子ども達へ向けてマラリア予防啓発イベントを開催した。
命を守る蚊帳
イベントではマラリアノーモアから殺虫剤を練り込んだ蚊帳150枚と、石けん400個がチャドの児童養護施設に贈呈された。
殺虫剤入りの蚊帳はオーソドックスだがマラリアの予防に非常に有効だ。しかしこれさえも購入できない経済的に困窮している層がマラリアの最たる被害者層であるとも言える。
マラリアノーモアは蚊帳の配布とマラリア予防に有効なキットの配布を強化し、経済的に恵まれない人々をマラリアから守るべく活動している。
SOS Village d'Enfantsは児童養護施設で暮らす子ども達のために、レクリエーションを通じて蚊帳の使い方やマラリアについての知識をレクチャーした。
チャドでは幼い子どもが大勢マラリアによって命を落としているという。

Al Wihada
http://www.alwihdainfo.com/マラリアノーモア
http://www.malarianomore.org/