募金で高齢者宅の雪かき支援を
毎冬の豪雪で有名な富山県黒部市が来年1月からの3か月間にわたり。除雪支援の費用を募る募金活動「雪と共に生(活)きる募金」が行われることが、21日の北國・富山新聞にて報道された。
市の共同募金委員会では約60か所の飲食店や公共施設に「雪募金箱」を設置し、募金を呼びかける。集められた寄付は、高齢者宅の除雪作業を支援するための「地区一斉雪かきデー」や「雪かき隊」のボランティアの除雪活動費に当てられる。
2月には痛ましい転落事故も
地区一斉雪かきデーは、黒部市社会福祉協議会の新規事業として今年度から企画されたイベントで、市内の企業やボランティア団体の協力でモデル地区2か所での開催が予定されている。
黒部市内では今年2月に屋根の雪を下ろしていた高齢の男性が、6メートルの高さから地面に転落死する痛ましい事故が起きたばかりだ。市内の多くで除雪支援が必要とされていた。

北國・富山新聞
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