全ての人に教育を
海外サイト「ouest france.fr」は、「教育を受けることは人間の基本的な権利」という理念を掲げ、11月19日から26日の日程で開催中の「国際連帯週間」の活動の一環として教育分野へ尽力するフランスの5つの団体について報じている。
「教育は基本的な権利であり、教育は発展を後押しするものである」というテーマのもと貧困状態にあるため就学率が低い地域の支援についてフランスのセッソン・セヴィニェの5つの団体と自治体が支援プログラムについて話し合う。
image by jurvetson「読める」と貧困状態から抜け出せる
国連の調査によると、貧困状態にある国の全ての子供が「読み」の基礎知識を身に付けたなら、12パーセントほどの人は貧困状態から脱出できるのだという。また全ての子供の就学は経済活動を活気づけ、収入のアップにもつながるのだという。
極度の貧困状態の解決に次ぐ国連の第二の目標は、2015年時点での「全ての人の就学」であった。しかし2012年現在、未だ多くの子供が就学できていないという。
セッソン・セヴィニェの団体はすでに14000人の小学校教員とその指導員の育成に尽力してきた実績を持つ。さらに全ての人の教育を受ける権利を保護するため青空教室や女性グループへの識字教育活動なども行っている。

ouest france.fr
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