インド最貧困、小さな村の無償学校「ニランジャナスクール」温かみ伝わる卓上カレンダー

「ニランジャナスクール」は、貧しくて学校に通えない子どもたちのために建てられた学校で、周辺の17の村々から最貧困層の子どもたちを集めて小学校から高校まで9年間の教育を無償で提供しているNGOだ。

インドの子どもたち、生活、文化の息づかいが伝わる写真と、現地で子どもたちに書いてもらった数字を使った卓上カレンダーを1部1,200円で販売し、収益をニランジャナスクールの学校運営と、東日本大震災の復興支援に役立てる。

ニランジャナスクールの創設者は、この村で生まれ育った若干18歳の青年シッダルタ・クマル。家庭が貧しく学校に通えず幼いころから街に出て児童労働をして育った彼が、このようなつらい体験を村の子ども達にこれ以上させるまいと決意したのが学校創設のきっかけだという。

1997年に創設されたこのスクールは、現在3つの校舎で500名の児童が学び、孤児院には23名の孤児が暮らしている。訪れたことのない人にもわかりやすく、写真1枚1枚に説明がついているこの卓上カレンダーを買うことでインドの子どもたちの学校生活を支援したい。ウェブサイトにてカレンダーに使われている写真をすべて見ることができる。



ニランジャナ･カレンダー
http://niranjana-calendar.jimdo.com/

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