地域を良くするアイデアと寄付者をつなげるサイト
6日、市民活動を支援するNPO法人「市民活動センター神戸」が、兵庫県内で活動を行う団体を紹介して寄付を募集するサイト「共感寄付」をオープンさせた。
市民活動センター神戸は、国が認定したNPO法人に寄付をすると、約40%相当が所得税から差し引かれる寄付優遇税制の拡大を活用すべく国の認定を受け、先駆的で公共的な活動をする行政の手が行き届かない分野での活動の支援をするシステムを考案、サイトの開設に至った。
活動に共感できたら寄付 ネット決済も可
共感寄付では、信頼できる活動をしている団体を紹介し、寄付者を募集。寄付者からの意見などを元に、団体に対して活動推進にためのアドバイスを行い、必要な経費(寄付金額の10%)を除く金額を指定された団体に助成金として交付するというシステムの運営を行う。
現在は、在住外国人のための多言語での情報発信などを行う「FMわぃわぃ」や、医療的ケア・配慮を必要とする子どもたちとの共生保育を目指す「ちっちゃなこども園にじいろ」、DV被害女性や子どものための緊急避難施設・シェルターの運営を目指す「女性子ども支援センター ウィメンズネット・こうべ」など、6団体がサイト上で紹介されている。
市民活動センター神戸では、地域を良くするアイデアを持っているが活動資金が足りない団体などを対象に定期的に公募し、選考を行っていく予定だ。

共感寄付
http://kobekec.net/kyokan/