少女たちの2/3が中等学校に行けない
マドンナは11日、レイジング・マラウイの今後の方針を発表した。レイジング・マラウイは、主にマラウイのエイズ孤児を支援する目的で、マドンナが2006年に知人と設立した民間非営利団体(NPO)だ。
この団体は現在、首都リロングウェ近郊にレイジング・マラウイ・アカデミー・フォー・ガールズという女子校を建設中だ。マドンナは、そのブログで「マラウイでは1/3の少女しか中等教育を受けられない」状況にあるため、教育支援事業のさらなる拡充が急務だと語った。
一方、16日付の英国ミラー紙のウェブ版は、レイジング・マラウイが資金提供者の意向を反映させるため、今後はマラウイ各地に男女共学校を建設することになるだろうと報じている。
【image】レイジング・マラウイのホームページ
セレブ御用達のアドバイザー
レイジング・マラウイは現在、事業の拡大と効率化のために、トレバー・ニールソン率いるグローバル・フィランソロピー・グループの協力を受け、活動を行っている。
ニールソン氏はこれまでにクリントン元大統領やビル・ゲイツ、U2のボノ、アンジェリーナ・ジョリー、デミ・ムーアといったセレブの慈善活動をサポートしてきた人物だ。

マドンナの発表文(レイジング・マラウイのブログ)
http://www.raisingmalawi.org/blog/entry/statement-from-madonna/ミラー紙ウェブ版の記事
http://www.mirror.co.uk/celebs/news/2011/01/16/madonna-to-build-30-new-schools-in-malawi-115875-22851479/