ヘンリー王子チャリティーイベントで自虐ネタ披露
3日、英国王室エリザベス2世王女の孫であるヘンリー・オブ・ウェールズ王子が、自身が後援者を務めている、ロンドンで難病とたたかう子どもたちとその家族ためのチャリティー基金「ウェルチャイルド(WellChild)」の式典に出席した。
ヘンリー王子と言えば、8月中旬に滞在中のラスベガスのホテルにて、プライベートパーティーで撮影されたと思われる、女性たちとともに全裸ではしゃぐ写真がインターネットなどで流出し、騒動に発展していた。
式典でのヘンリー王子は、「人前に出るのを恥ずかしがってはいけない」などの自虐ジョークを飛ばすなど、終始なごやかなムードだったという。
子ども「今日は服を着てくれいて嬉しい」
式典に先立って放送されたITVニュースで取材を受けたアレックス・ローガン少年は王子にあったら「今日は服を着ていて嬉しい」と言いたいと発言したが、当の本人を目の前に躊躇していたところ、ヘンリー王子はITVニュースでの彼の発言を知っており、アレックス少年に声をかけ、「君はとてもおもしろいことを僕に言うつもりだったんだよね」と声をかけたという。
英国中の話題をさらったヘンリー王子の全裸写真流出事件だったが、数人の兵士が「ハリー王子を讃えて裸で敬礼!」というホームページを設立、3日間で1万人を超える参加者が自らの全裸写真を公開しているという不思議な事態に。
ヘンリー王子がいかに国民から慕われている「愛されキャラ」であるかということが窺い知れるエピソードだ。

英国王室公式サイト(英語)
http://www.royal.gov.uk/Well Child (英語)
http://www.wellchild.org.uk/