夏休みに親子で参加できるワークショップ
世界の子どもを支援する国際NGOワールド・ビジョン・ジャパンが東京・六本木ヒルズにて夏休み子供向けイベント“みんなで「命の木」を作ろう”を8月27日(火)~9月2日(日)まで開催する。
夏休み期間中に開催される同イベントでは、大きな紙芝居で発展途上国の現状を学び、「世界の子どもたちが、まず5歳まで生きられるように」という願いを込めて、手の形の葉っぱを制作、会場内の「命の木」を完成させる。
5歳になる前に消える命……4秒に1人
期間中に子どもたちが創作する手の形をした葉っぱは、現在実施中の(6月21日~9月20日)「命の木プロジェクト」の一環として行うもので、プロジェクト期間中に3万件を目標に現在募集している案件の一部に当てられる。
世界では4秒に1人の割合で、5歳になる前の子どもが命を落としている。年間で760万人というこの数字を、2015年までに、1990年当時の3分の1へ下げることを日本と世界のリーダーが国連で公約した。
期限まであと3年だが、5歳未満の子どもの死亡率を目標の半分までしか引き下げられていない現状を、より多くの人々に伝えるために立ち上げられた「命の木プロジェクト」では、「子どもたちを救いたい」という気持ちを絵や言葉、写真にし、世界のリーダーたちに訴えるという企画。
イベントに参加できないという方でも、ホームページから「絵を選んで送る」「言葉を考えて送る」「写真を撮って送る」という方法で参加することができる。投稿した写真などは、手の形をした葉っぱとして、「命の木」を飾ることができる。

国際NGO ワールド・ビジョン・ジャパン
http://www.worldvision.jp/