7歳の子ども「誕生日プレゼントはいらないから、アフリカへの寄付を！」【アメリカ】

海外サイト「charity: water」にて、自分の誕生日へのプレゼントやパーティーに掛かる費用をすべて、アフリカの水資源改善への寄付に回す「誕生日をささげるキャンペーン」が開催され、注目を集めている。

Scott Harrison氏の立ち上げた同チャリティサイトでは、自分の誕生日に周囲の人に向けて、プレゼントやパーティーを断るかわりにcharity: waterへの寄付を呼びかけるキャンペーンが行われ、7歳の子どもが親戚や友人へ口コミを広げ、数万ドルが集まったという事例も。

寄付のために「ささげる」イベントは、誕生日だけでなく、新婚旅行を捧げた人は新婚旅行の予算分を寄付に回すなど、多くの人々が自分にまつわるイベントを、劣悪な環境の中で疫病に感染したり、生活用水を得るために何時間も険しい道程を水を運んで歩いたりする女性や子どもたちの安全のために「ささげる」ことが目的だ。

清潔な水を得ることで、アフリカの貧困地帯では感染症などの病気は減り、水運びの問題では、危険な作業や労働を減らす事ができ、教育を受けたり商売をしたりなど、生活水準を上げることができると、Scott Harrison氏は語る。

同サイトでは、アフリカのどの村に井戸を作るプロジェクトにどのくらいの金額がかかったのか、どれだけの人が誕生日などのイベントをささげたのかがひと目で分かるようになっている。

また、個人の貢献が個別ページで表示され、自分のささげたイベントがどのくらいの金額になっているかを知ることもできるシステムだ。



charity: water
http://www.charitywater.org/

---