命を守る緑の丘を千年後につなぐ
東日本大震災で大きな津波被害に遭った宮城県岩沼市は、震災の悲劇を二度と繰り返さないという想いと数々の教訓を、千年後の子どもたちに残し、伝える「千年希望の丘」プロジェクトをおこなっている。
ガレキなど震災廃棄物を再生活用して、沿岸部一体に丘陵地を造成し、津波よけの木々を植林した「千年希望の丘」は、津波の力の減衰・分散、災害時における避難時間・避難場所の確保、防災教育のメモリアル拠点などの役割を担う。
美味しく食べて復興支援
千年希望の丘完成イベント「メモリアル樹望式(きぼうしき)」が開催された6月9日、地元企業にしきやは、故郷を復興へと導くこのプロジェクトを支援する新商品『千年カレー』と『希望カレー』を発売した。
ほうれん草のおいしさと栄養がたっぷり、千年続く緑の丘をイメージした「千年カレー」と、トマトクリームのオレンジ色がまぶしい、太陽をイメージした「希望カレー」は1食500円で、商品の収益金の一部は千年希望の丘プロジェクトのために使われる。

にしきや本店「千年カレー・希望カレー」
http://nishikiya-shop.com/miyagi/15.html