心ある飼い主と出会えて
アメリカの犬専門誌でおこなわれた人気投票コンテストで、見事優勝したゴールデンレトリバーの“レイ・チャールズ”が注目を集めている。
ソウルミュージックの神様と呼ばれた偉大な盲目の歌手の名前を授かった“レイ・チャールズ”は、目が見えない生後6か月の子犬。障害を持った犬は引き取り手が少ないため、ブリーダーは当初処分を検討していたが、処分されるくらいなら、とすでに3匹のゴールデンレトリバーを飼う24歳の男性が引き取ったという。
目が見えなくても肌で感じる幸せ
服を着せたりサングラスを掛けさせたりした愛らしい姿や、散歩中や寝顔を撮った写真を毎日更新している“レイ・チャールズ”のFacebookページは、開設からたった3ヶ月で6万7000を超える「いいね!」が寄せられている。
最近では、ボストンを本拠地とするプロアイスホッケーチームのサポーターが、試合に招待しようとオンライン上での署名活動を始めるなど、キュートな盲目犬の人気度はますます高まっている。
これを機に、障害をもって生まれた動物たちを受け入れる温かい気持ちを広めていってほしい。

Facebook「Ray Charles The Golden Retriever」
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